独立・開業までに考えることについて、総論を前回お話しました。
今回からはその各論になります。
「あるべき姿（物・事）」を明確にする。
とうぜん、皆さんは独立・開業後のあるべき姿をある程度は
イメージされていると思います。
それを、これから私がお教えする項目に落とし込んでください。
項目は大きく５つあります。
① 志・動機は何か？
② 製品・商品・サービスについて練りこんでいるか？
③ 事業の仕組み（ビジネスモデル）の完成度は？
④ 独立・開業のタイミングは？
⑤ 事業計画は？
よろしいでしょうか。
そして、注意！！
考えたことは書き残すのでしたね。
次回はこの5つの項目についてもう少し掘り下げて
お伝えしようと思います。
創業までにじっくりと考える時間を取るべきであることは前回申し上げました。
それでは、いったい何を考えるべきか。
各論に入りたいところではありますが、
まず総論から申しますと、
① 「あるべき姿（物・事）」を明確にして、
② その「あるべき姿」と現状のギャップを把握し、
③ そのギャップを埋める方法を考えるのです。
そして、
考えたことは、文字でも図でも結構ですから、
必ず書き残してください。
書くことは、論理的な思考を促進しますし、
書けば何度でも見直して修正加筆できます。
そして、考える際のスタンスは「超ポジティブ」
サラリーマン的な発想は捨ててください。
さあ、筆記用具とノートは準備できましたか？！
次回は各論に入ります。
お楽しみに。
「独立・開業したい！」
皆さんの気持ちは高まっていることでしょう。
この、高揚感は大変大事です。
なぜならば、この「やってやるぞ。」という気持ちが
開業後の強力な事業推進力になるからです。
ですが、一寸だけ私の申し上げることに耳を傾けてください。
私が多くの起業家（企業家）と接してきて一様に聞くのは、
「創業までにじっくりと考える時間を設けておくべきだった。」
ということです。
実際に、事業を始めてしまうと、ありとあらゆることが自分頼みになります。
人によっては、寝る間もないほど忙しいということになります。
じっくりと考える時間をとりましょう。
では、なにを考えるのか。
これについては、また次回。
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