「減価償却費」独立・開業ブログセミナー第19回
今回お話しする
「減価償却費」は本来、前回お話しした「販売費・一般管理費」
に含まれるものです。
ですが私は損益計画を立てる上でこの「減価償却費」は別建てで考える方が良いと
考えています。
それは何故か?
このことを説明するには、「減価償却費」という費用の特殊性を説明する必要があります。
「減価償却費」は、「広告宣伝費」や「水道光熱費」などといった
他の費用と違い、支出した金額がそのまま計上されることが
無い経費なのです。
具体的に例示します。
チラシを作成して3万円払ったら、「広告宣伝費 3万円」
という処理を行いますね。
事務所や店舗の電気代が3万円払ったら、「水道光熱費 3万円」
という処理を行いますね。
ところが、店舗の什器を35万円で購入・設置したらどう処理するのでしょうか。
「消耗品費 35万円」という処理でしょうか。
何となくそれで良さそうですね。
しかし、違います。
以下は次回