「HPの活用その2」独立・開業ブログセミナー第8回
今日もHPのマーケティングに関する私の考えをお話していきます。独立・開業の話から
若干脱線しますが、もうしばらくお付き合いください。
さて、HPは「特定の顧客に向けて情報発信する」ことを主眼に作るべきと申しました。
では、どうすべきか。
最終的な目標は何か。これを定めずにむやみに作るHPほど意味の無いものはありません。
それは、ズバリ
『「特定の顧客」のブラウザの「お気に入り」に
あなたのHPを登録してもらうこと』
です。
その為の考え方を、3つのステップに分けます。
① 「特定の顧客」を想定する
あなたが、そのサービスを提供したい顧客はいったいどんな人ないしは会社なのかを
しっかりイメージしてください。
② 特定の顧客があなたのサービスを
受けたいと思うに至る「情報」を整理する。
同じ品質で価格が安いのか、価格は高いが品質がずば抜けているのか、
他では受けられないサービス等なのか、何かに特化したサービス等なのか、
そういった「特定の顧客」のニーズにあなたの提供するサービスがいかにマッチしているか
を伝える「情報」が何かを整理しておく必要があります。
③ その情報がHPに存在することを
「特定の顧客」に認知してもらうための仕組みをつくる。
これが実は一番難しく、DMを打ったり広告を入れたりといったアナログの手段とのミックスに
なります。
いかがでしょうか。今や工夫のないHPは電話帳に一行載っている電話番号と大差ありません。
万人に見てもらうHPなど必要ありません。
あなたの「特定の顧客」にラブコールを送るHPをこそ作るべきです。
SEO対策もその観点に絞って行うべきでしょう。